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言葉が好き

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

二十年の構造

二十歳になった。私が二十年続いた。最近やっと気づいてきたことだけれど、みんなそれぞれ色々悩んでるし、私の悩みはすぐ傍にいる誰かの悩みだったりする。私は本や絵ばかりに向き合ってきたけれど、いま本当に向き合うべきなのはいま隣にいる人間なのだと…

たしかに私ほんとに弱くて弱くて弱くて、みんなができることできない。本当に友達少ない。小さなことずっと引きずる。生きたくないってしょっちゅう思う。いっつも泣いちゃう。週一で泣いてる。ベッドで涙止まんない事ばっかで、もう何が辛いのかもわかんな…

正十二面体の女

今日も風呂にアヒルを浮かべて、あの女のことを思う。なんと正十二面体の女。 あの女は、裏表のない女だった。裏表なんかじゃ済まされない女だった。裏表という二次元的で、規定も曖昧な存在では無かった。 正十二面体(せいじゅうにめんたい、英:regular do…

刺したかき氷

またあの子にフラれた。彼女の足踏み、彼女の猫を撫でる掌、彼女の喉を通るストレートティー。それら全てが僕を拒んでいると悟らせる。 僕の気持ちはまた埋葬。今日は乳白色の浴槽に沈めた。僕はMステに出てた今流行りのラブ・ソングを歌う女が大嫌いだった…

夏が始まって 2017.7.24

何十年もの歴史たちと向き合った後、自分が驚くほどに幼くて、泣きたくなるような恥ずかしさ、直面させられる自分の弱さに未だ勝てたことがない。 何十年もの歴史たちは何も宗教だとか芸術ではない。 私のそばにいる母、今は遠い父、いつまでも煙草をやめな…

もうあの歌が聴けなくなった。私の無実を証明する東海道線午前11時、目を閉じてずっと聴いてたロック・バンドの叫び声は、私の暴れる心臓と同期して動悸、すごいことになった。音楽が私のものになるということをあの日はじめて知った。私の愛すべき栗色の髪…

ボツ

今日も孤独に勝てない。 深夜一時十七分。本を捲っても何も頭に入ってこない。猫を撫でてもこちらを見ない。スマートフォンは明る過ぎる。 独りきりだということが何なのであろうか。 中国の万里の長城を思う。あの大きな城だって何年も孤独だったはずだ。 …

最近日本が止まっている気がする

悲しいニュースばかり見る。それもありえないニュースばかり。誰にも守られないアイドル、学校すら敵になる子供、法にも救われない女性、沢山悲しいニュースを見ては、「未だ私たち人間は道徳的で公正な判断ができないのか」と思う。小さい頃は、日本が本当…

創造の後頭部

先生が黒板消したべた。明日は遠足で、母は病院だった。わたしが何時も食べるスーパカップに日が差して午前10時、お布団の中で目が覚めました。今日もあの子のことがわからない。いつもなんで白の靴下を履いて学校へ向かうんだろう。私は毎朝ラジオ体操して…