apriori_37g

言葉が好き

怒ってばっかじゃん

いつの間にか夏も終わってて、やっぱりこの季節は大っ嫌いだった。とにかく暑い。それだけでかなり嫌いになれる。私だって好きになりたかったけど、大学の教授に片思いをして夏休みを恨みたかったけど、花火大会の為に髪をショートにしたかったけど、そんなこともう無いな
大学の教授に片思いしたら毎日めちゃくちゃ楽しいんだろうな 最前列で授業受けたすぎる

他人に何かを求め過ぎてしまっている自分に気づいているんだけど、求めずにはいられなくなり、求めて仕舞えばちゃんと返してくれるから、言葉にして何かを伝えることに慣れてきて、それと同時に無神経になる

電車に乗ってきた幼稚園生、めっちゃ可愛いなーって見てたんだけど、スマホに目を向けたあと顔を上げたら、いつのまにか私の座る席の目の前に立ってて、さっきの愛嬌とかウソみたいにめちゃくちゃ睨まれてた怖かった。私は子供が大好きだからこそ子供が欲しくないだけで、どんな隣人でも子供なら愛せるんだけど、あの時子供の憎悪全てぶつけられた気がして、ひとりの大人として怖かった。

本当に絵を描いたりゲームするのが楽しいな〜もはやゲームせずに日々を送る人の気持ちがわからない でも結局お友達とゲームするのが一番楽しいし、一人でゲームしてるとだんだん自分に意識が向いてきてだんだん鬱になるから絶対一人が好きな訳じゃないんだなとも思う

教員同士のイジメとか言い表せない。ただでさえ教師とかバカしょーもなくてつまんない大人たちなのにバカしょーもなさに拍車かけてんだけど、でも教師ってバカしょーもないからしょうがないね♫とも思う
餓鬼だからなんも見てない感じてないって思ってた?でも全部気付いてるよバカが。子供舐めすぎ

私怒ってばっかだけど何も言えない人の代わりに私が怒らなきゃって本気で思ってるなんか言い訳っぽいけど本気で思う。私が昔言えない側だったから、陰キャ界の陰キャだからね〜

大和駅に超超かっこいいカフェあるんだけど入ったことない。飯にお金出すの…ってなる 生きるのに適応できなさすぎ 一食抜いてリップほしい♩

もし彼がいなくなったらと考えるとゾッとする。でも、彼はそんなこと微塵も考えていなかったらウケるなとも思う。そしてこれは、ただ私が思っているだけでいいんだと思う。この気持ちまで求め始めたら、私は最後殺すことでしか解決できなくなる…オワリ

昨日まで信じてた人が所詮人間だったと気づいた時本当に凹んだ。所詮っていうのは、結局普通の人間だったってことで、悪口を言うし、噂話が好きだし、人を笑うし、全て人間であることを越えようとしない人達だった 私は人間であることを認めず人間を越えようとする人間が本当に大好きで、自分もそうでありたいし、私が尊敬してる人は全部そうだし
悪行全部、それをできるのは人間だけだから、人間として素直だと言えばそうなのだけども、そこに甘えたら何も追い越せないだろうと思う。そもそも人間なんて超ゴミで超汚いんだから、ありのままとか本当に価値ないと思う。

私はとにかく神様になりたい。生まれ変わったら貴方になりたいって思われたい。馬鹿みたいだけど本当に本気で、それの為だけに色々やってきたつもりだった。強くなりたいし、優しくなりたいし、綺麗になりたい

最愛の鼓動が消えたとして

一か月前、最愛のミュージシャンが亡くなった。そして明日は彼の追悼式だった。私は赤く光る踏切を駆け足で渡った。自殺しようとして助けられた少女を思い出した。椎名林檎の虚言症を思い出した。
遮断機が降りたと同時に、私の頭の中に大日如来像が降ってきた。もし今自殺したとして、仏に会わす顔があるのか。急に降ってきた。突然思った。
人生が修行だとしたら、まだ二十年ぽっちの私が死んで、それで仏が満足するのか。自殺なんて私の最期の切り札だと思っていたし、本気で実行しかけた時もあったが、それが考えられないことになってしまった。
なんだかオカルトな話だと思われるかもしれないが、やはり身近な死に触れると降りてくるものなのだろうか。どんな面して仏と会って、どんな面して地獄で働けばいいんだろう。死にたくなくなった。こんなんじゃ、まだ死ねないと思った。最後、綺麗な顔で死にたいと思った。

独りについて

・独りについて
何を犠牲にしてでも私は独りが大好きで、何故なら、誰もいないし、誰もいなくていいから。けれど、独りを好きでいられるのは、やはり私は真の孤独ではないからだ。
コーヒーを淹れて、今静かに目を閉じたその次に、全ての人が消えていたとしよう。テレビを点けても、誰も映っていない。自動車は全て止まり、時が進むにつれ様々なシステムも息をひきとる。おそらく貴方はモナリザに抱きつくし、冷蔵庫の内臓は次々と腐敗していく。それでもなお私は独りが好きだと言えるか。考えるだけでも恐ろしい。やはり私は本当の独りなんて求めていないはずだ。
少し話が大きすぎたから、もう少し小さな話にしよう。
これは全てに言えることで、あるものには必ずほかのものがある。独りが好きだと思うことは、誰かといることが嫌いだと思うことになる。つまり独りが好きだというその気持ちは、誰かがいないと成り立たない。東海道線に絶望して、もう誰にも頼らず生きてやると叫んでも、誰にも頼らない時点で、それはつまり誰かに頼っていることになる。期待しないという点で頼っているということになる。
もっと小さな話にしよう。
大勢の飲み会について行けない私と、ついて行きたくもない私が混在する夜11時に、もし独りが恋しくなったとしよう。もう今すぐ逃げ出して、とっとと哲学と眠りたいとしよう。
けれどそれが出来ないのは、貴方が弱いからではない。貴方は結局、他人にどう思われるかが気になって仕方がないからだ。今ここで突然帰ったら、明日合わせる顔が無いことを知っていて、貴方はトイレの鏡の中に逃げることしかできないのだ。それでも、決してそれは弱さでは無い。けれど、他人を蔑ろにして、独りになりたいなどと思うべきでも無い筈だ。
独りは贅沢な嗜好品だということを忘れてはいけない。
やはり毎晩ケーキを食べる訳にはいかないということを分かっているだろう。
いつか他人と過ごす時間が、私の嗜好品になればいいと思う。

どうせって思いながら生きるのが辛い。どうせアイツなんて、どうせ恋なんて、どうせ日本なんて、どうせ人間なんて、どうせ私なんて、なんて、一生、一生私はずっと。もう可愛いうちに死んじゃおっかな。逃げ道に死がある自分が恐ろしい。動悸が止まんなくて、ボロボロ涙が、お風呂のお風呂の浴槽が涙涙なんですわ、浴室
いつから私は私が信じらんなくなった いつからよ、いつかたいつまで
お酒なんておいしくねーじゃん、正気じゃねぇ奴が飲んで正気になれんのがお酒だろ、こちとら常に正気で生きなきゃなんねーような毎日だったからもう常に酔っ払ってるみたいなもんだよ、アホ、アホ、アホ
急に私がいなくなったらどうしてくれる、みんな泣いてくれる?誰か後追いして 私と天国でスマブラしてくれる奴来てくれ
もういいよ。もういい
もうやだもうやだもうやだ
もうやだ★無理人生

いつまで私は独りが好きなんだろう

いつまで私は独りが好きなんだろう
今日は本当にダメで人と全然喋れなかった
全然馴染めなかった
きっと誰も悪くないしむしろ気遣ってくれた人いたけどそれでもダメだった
いつまで私は独りが好きなんだろう
やっぱり独りで文を書いたり絵を描いたり本を読んだりネットサーフィンしたりしてる時間が何よりも幸せで絶対必要な時間で、だからダメだった
もっと楽しくなりたいなもっともっと飲み会が好きになりたい人と話すことが好きになりたい
怖いな全部私は私が一番わからない誰もわかんない
なんでなんでって思うけど、案外みんなもそうなんだろうな、なんやかんやみんな、ネットサーフィンしてる時間が一番好きで、表向きにサッカーが趣味ですとか言ってるだけかもしんない。そうだといいな そうでいてほしいな
もしそうなら猫被らずそう言ってよでも私が一人で家にいる時間が一番好きっていうと微妙な反応されるしやっぱ私だけ?それとも会話の為に嘘ついたほうがいい?料理が趣味ですって言えばいい?やっぱり。
そしてやっぱりやっぱり 大好きな先生なんで私達の元を去ってしまったの 私は本当に大好きだった 貴方がいない飲み会、ほんとにつまんなかったよ。貴方の声が聞こえなきゃダメだダメだ今はどこでお仕事してるんだろ。お願い会いたいよ 会いたい
寂しい永遠に。ずっと
もうみんな何でもかんでも喋ってほしい。悲しい話でもいいよしようよ。本当につまんないよアンタの好きなミュージシャンとか、マジでどうでもいいお願いだから貴方の話を聞かせてよ何を食べて何が好きで何に泣いたか教えて

小説(タイトル未定)

それはまさしく春の訪れであった。私の心に爆発するように花開く桜。神の息吹は張り詰めた頬を打った。曖昧な教室の中央に、少女が座っている。絹の様な、やや重く垂れる黒髪は富士宮の白糸ノ滝を彷彿させ、尖った鷲鼻は黒板の奥を向き、滲んだ瞳は我々がまだ見ぬ世界を映しているに違いない。私は彼女に酷く罵られるのを想像した。内臓が熱くなるのが分かった。所謂一目惚れであった。

この日は始業式であった。一つ年下の新入生達がまだ固い制服を着て朗らかな廊下を遊歩している姿を友人と眺めた。麗しい少女が目の前を通り過ぎる度に我々は沸き返ったものの、私の心の内はずっと平静であった。教室の少女は私の頭の片隅に居座った。黒い世界で椅子に座り、私の心臓を一点に見つめては浅く呼吸を繰り返している。
彼女の名前が知りたかった。私は何度も彼女の座っていた席の方へ目を向ける。どんな名だろうか。真弓?光?凛?彼女の名にさえ期待を滲ませた。名は体を表すと言うし、きっと引き裂くように真っ直ぐな名に違いない。私の名字に似合う名だといい。
廊下を歩いていた新入生達は川に流されるように去っていった。鐘が鳴り、私の学級を担任する教師がやって来た。若い女であった。歳は二十前半で、少し明るい栗色の髪で、睫毛がうんと長かった。教師は身体測定の案内と時間割が書かれた紙を配り、ではまた明日。と、微笑んだ。新しい学級になったとはいえ、二年生の私達の始業の日は呆気なく終わり、私は友人に肩を組まれ教室を出た。ラーメンでも食いに行こうと言われた。私はあの少女を最後に一瞥した。彼女は身体測定について書かれた紙を穴が空くほど見つめていた。瞼は落ち、眉はなだらかであった。彼女の名前は分からなかったが、明日にでも分かるだろう。それまで、似合う名を考えることで精一杯だった。

体操着に着替えて外に出た。これ程までに春を愛したことがあったであろうか。今までは寧ろ憂鬱で、まだ見ぬ私に恐れさえしていたものの、今日は舞い上がる蝶に想いを馳せる余裕すらあった。二年生になり二日目にして夢見心地の通学路は散々な嵐の日を思い出させようとしない。

校門をくぐり、下駄箱の前で友人と挨拶を交わしたら、彼はぎこちない表情をして私の耳元で囁いた。「君の教室に心臓病の女がいるというのは本当か?」私は驚いた。そんなことを知る由もなかったし、それを知って何になると思った。「知らない。どうかしたか。」「その女は短命だというんだ。あと一年も保たないらしい。」彼は笑ったような、泣いたような顔をしていた。その女を思っての筈もなく、ただ純粋な好奇心だけであった。「私は知らないが、それはそうと残念だな。教室の誰かが死ぬのか。」彼は酷い言い方だと私を責めたが、実は同じ心持ちであるに違いなかった。
席に着き、よく見渡すと知った顔が何人か見える。沢山の女生徒の姿を幾度と目にしても、やはり私はあの少女を探していた。しかし、一限目の鐘が鳴っても、彼女は姿を現さなかった。
我々は体育館へ向かい身長や体重を計測し、肺を映したり、刺さるように冷たい聴診器を当てられたりした。友人達は女生徒の胸や脚を見てはあれやこれやと論評を重ねていたが、それは実にくだらなく無意味だと薄々勘付いていた。友人の一人に何故そんなに黙っていると問い詰められても、恥ずかしがり屋なのだと茶化されて、卑しくはにかむ事しかできなかった。私の眼中にはあの少女しかいないと言うことなど出来なかった。

最後に、心電図検査が行われた。診断表を眺め列に並ぶ。去年より背は四センチも伸びていたし、体重は五キロも増えていた。このまま私は何処まで大きくなってしまうのだろうかと怖くなった。私の診断表を覗き込んだ友人が、肩を叩き「そういえば、心臓病の女って誰なんだ。」と訝しむ目で女生徒を眺めはじめた。私も顔を上げて女生徒の列に目をやるが、見た目でわかる筈などなかった。すると友人の一人が、「いや、心臓病の女はここには居ない」と言い出した。「心臓病を患っていると知っていて、心電図検査を受けるはずがない。学校の検査はあまりにも簡易的で誤診も多いし、何より分かっている病気を告げられても哀しくなるだけだろう。」その瞬間私の心臓は大きく脈打った。あの少女はいないのか。今日の朝もいなかった。私は急いで女生徒の並ぶ頭部を一つ一つ見た。確かにあの頭部は無かった。全身の血が冷めるのがわかった。彼女はもうすぐ死んでしまうのか。友人は「それは残念。でも、いないと言われても誰が欠けているのかわからないな。なんせ昨日初めて出会った人達ばかりだから。」と、途端に興味を無くし、また女生徒の論評を始めた。
どうしようか。私は彼女が当たり前に生きていると思っていた。その時初めて、私と彼女との未来を、果ての果てまで夢見ていた自分に気づいた。私は彼女と一過性の関係など望んでいなかった。愛し愛された果てに興味があったのだ。白いシルクを纏った彼女を抱いた夢想の私を恨んだ。もし彼女が本当に死んでしまったら、永久の夢になってしまう。
気づけばベッドに寝かせられ、心電図検査が始まっていた。丸眼鏡をかけたおばさんが、私の腹筋に手を当てている。少し待ってから、「お疲れ様です。」と声をかけられ、身体を起こした。私は生きている心地がしなかった。生きているからこそ、心電図検査を受けられるというのに、私という私は殆ど死んでいた。

その後の私は上の空であった。声を掛けられるも反応は鈍く、それを見かねた友人に、「確かに新しい教室は緊張するけれど、僕たち友達なんだから」と大笑いされた。私はそれ程つまらない理由で言葉を詰まらせている訳ではないのだ。今にもむせ返りそうな緊迫感があった。一通り健康診断を終えても、あの少女は教室にいなかった。そのまま今日の全てが片付いてしまった。

二十年の構造

二十歳になった。私が二十年続いた。最近やっと気づいてきたことだけれど、みんなそれぞれ色々悩んでるし、私の悩みはすぐ傍にいる誰かの悩みだったりする。私は本や絵ばかりに向き合ってきたけれど、いま本当に向き合うべきなのはいま隣にいる人間なのだとようやく気付いた。
誕生日の一日前、私は大きな後悔をした。当たり前にある未来だと思っていたものを突然失ってしまった。私ではなく教え子の人生だった。私はこれからずっと、これを枷に仕事を続けるのだと思う。
仕事を二年続けてきても、まだ沢山間違ってしまう。みんなはできているのに、何故私は間違えるんだろうとずっと思っていた。
二十歳を迎えた朝、同期の男と喋り続けた。彼は「俺だって沢山やらかしてるよ」と答えた。私は他人の失敗が見えなかっただけで、それぞれがそれぞれに悩んでいるし、前に進もうとしているのだと思った。本当に当たり前のことだけれど、私は全然気づいていなかった。
上司に迷惑をかけることを一番恐れていた。もっと言えば、自分が嫌われるのを一番恐れていた。でも、上司だって間違えはするし、結局は笑って私と話してくれる。私は他人を恐れすぎている。
家族のことも考えた。正直家族のことは嫌いだ。今父として家にいる男は本当の父では無いし、妹とは何年も話していないし、母のデリカシーの無さには疲れる。今すぐ誰かさらって欲しい。
私はもう、家族以外に必要とされる人生を送りたい。一緒にいて楽しい人になりたい。恥を捨てられる人間になりたい。しっかり謝れる人になりたい。誰とでも話せる人になりたい。